システム開発会社を検索してサービスページまで読んだ人でも、何を書けばよいか分からない問い合わせフォームでは迷ってしまいます。BtoBサイトでは、ページで伝えたサービス内容と問い合わせ後の流れをつなぐ設計が大切です。

検討中のサービスが伝わる案内にする

ERP連携の相談と企業サイト制作の相談では、必要な情報が異なります。フォームの近くに対象サービスを示し、現在の業務、利用システム、実現したいことを短く説明できるようにします。まだ検討段階の人には、関連サービスの説明へ戻れるリンクも役立ちます。

送信後にどのような確認が行われるかを、実際の対応に合わせて案内します。要件整理が必要なのに即時見積もりを約束したり、対応できない返信時間を記載したりしないことが重要です。

次の会話に必要な入力項目を選ぶ

  • 氏名と連絡先。
  • 相談したいサービスや業務。
  • 現在の課題と希望する結果。
  • 必要に応じて、希望時期・既存システム・予算帯などの任意項目。

任意項目は明確に表示します。初期検討の段階で正確な予算や完成した仕様書を必須にすると、相談しにくくなります。用途が伝わりにくい項目には、なぜ必要かを添えましょう。最初の問い合わせでは、機密資料の添付よりもシステムの概要説明で足りる場合があります。

エラーや送信後の画面まで言語をそろえる

見出しだけでなく、入力例、エラーメッセージ、送信ボタン、完了メッセージも日本語で確認します。多言語サイトでは、窓口が実際に対応できる言語を案内してください。スマートフォンとキーボード操作を試し、エラー時に入力済みの文章が消えないかも確認します。

W3Cのフォームガイドでは、分かりやすいラベル、説明、操作結果の通知が扱われています。どの項目を修正すべきか伝わるエラー表示の確認にも役立ちます。

改善の測定前に送信経路を確かめる

各言語のページからテスト送信し、担当先への到着、相談サービスと言語の引き継ぎ、受付後の完了表示を確認します。正常な送信だけでなく、入力不備と送信失敗も試してください。画面だけ成功して担当者に届かない状態では、問い合わせ数を正しく評価できません。

送信数と相談の適合度を一緒に見る

フォーム表示、入力開始、エラー、受け付けた送信を同じ定義で計測し、サービスに合った相談かも確認します。解析イベントに問い合わせ本文や個人の連絡先を含めないようにします。

項目を減らして送信数が増えても、対象外の相談が増えることはあり得ます。商談につながる内容かを見てから他の言語にも展開しましょう。十分なデータがあれば、流入ページや端末ごとの差も確認できます。

サービスサイトの問い合わせ導線を整えたい場合は、Web開発サービスをご覧いただき、現在の受付方法をご相談ください。